あらすじ:ルワンダの首都・キガリ。イギリス人のジョーは、クリストファー神父の運営する技術学校で英語教師として働いていた。ツチ族の少女マリーをはじめ、生徒たちと触れ合いながら日々を送るジョー。しかし彼はBBCのレイチェルから、フツ族がツチ族を虐殺している事を耳にする。そしてある夜、事態は急変。フツ族の大統領機墜落を機に、フツ族がツチ族の大量虐殺を始めたのだ。怯えるツチ族の人々は学校へ避難してくるが…。
TOKYO MXで試写会募集をしていたので申し込んでみたけど、予想通りハズレたので先日、劇場まで見に行ってきた。昨年公開された衝撃作、「ホテル・ルワンダ」と同様に、胸が締め付けられる内容で、生き残るための選択肢が極めて無い状態での白人からの目線、そして皮肉が込められている。
イギリス国営放送BBC製作であれば、当時の映像をもっと使ったり、(個人的な願望として)ドキュメンタリー色を強くしても良かったかもしれない。題名の「ルワンダの涙」じゃ無くて原題の「Shooting Dogs」の方がこの映画を見てる中で意味を深く考えさせられるんじゃないかな。
エンドクレジットに流れる映画に関わった生存者の方々の笑顔に、緊張の連続の中で最後の最後に緩和をさせてもらった気がする。
■ルワンダの涙■
■映画「ホテル・ルワンダ」公式サイト■