日本は今、空前のバカ殿ブームだ。バカ殿といえばまず、(志村城の城主で志村藩12万石の領主)志村けんの代表コント「志村けんのバカ殿様」を思い浮かべるだろう。しかし、現在のバカ殿ブームは、大河ドラマ篤姫の中に出てくる、見た目はうつけ、頭脳はまとも、でも体はボロボロ、その名は13代将軍・徳川家定!そう、家定が最先端のバカ殿だ。顔を、白く塗ってないのにバカ殿なんだ。顔を見ただけで、レベルの高いバカ殿だとは気づかれない。ここが、新しいところ。
かつて、大河ドラマ「新撰組!」で山南敬助役を好演して堺雅人が、ファンタジーたっぷりの家定を演じている。山南さんとの、役柄のギャップから落差のあるバカ殿を完成させた。「篤姫」を見ていないとなの事かよく分からないが、各方面から「I love 上様」、「ニュータイプの公方様」と評判はすこぶるいい。
今の勢いがあれば、二大バカ殿(志村&堺)の夢の共演を見てみたい。「志村けんのバカ殿様」にゲストで出演すれば、新たなバカ殿ファンの獲得に繋がること間違いなしだろう。
■大河ドラマ 篤姫■
■YouTube - ドリフ大爆笑 初代バカ殿 1■