ちょっと時間が経ったので薄っぺらく。
5月5日に行われた、PRIDE無差別級グランプリ2006開幕戦をテレビで見ていた時、いつものような熱が自分自身になかった。会場で見るのでは無く、テレビで見ているせいもあるかも知れない。でも、当日はテレビ中継を楽しみにしていた。そもそも無差別級グランプリは、ちょっと無理があるかなと思っていたり、ほぼ順当勝ちの試合を見ていて何か物足りなさを感じていた。
その物足りなさを「PRIDE 武士道 -其の十一-PRIDE ウェルター級グランプリ2006開幕戦」を見に行けば、解消できるかなと思ってさいたまスーパーアリーナへ行ってみた。
さいたまスーパーアリーナ内に入ると、会場はアリーナバージョンになっていた。自分の知っているアリーナバージョンよりさらにミニミニのアリーナバージョンになっていた。客入りは大体7割程度。自分の前の席は一列空いているって具合の場所がチラホラ見えた。
ウェルター級GPに関して、簡単に一言。日本人選手3人が、2回戦に進出したけど次勝ち上がるには相当厳しそうだ。そして、ワンマッチで行われたライト級の試合は選手の気持ちが入っていて客席も沸きまくり。選手が「気持ち」を見せるってのは、見てる側にとって一番分かりやすい構図なんだと改めて分かった気がする。この日のベストは文句なしに石田光洋選手(石田君)、最高の試合を見せてくれた。
まだまだ、一般的でないウェルター級&ライト級をどう盛り上げていくか、今後の課題も見えた大会だった。
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この大会のあった次の日に、ご存知の通りフジテレビがDSEと契約を破棄した。フジテレビが強固に推し進めた契約破棄の裏に本当の真実は未だによく分かっていないが、総合格闘技というジャンルがマイナーになっていくのだけは、避けてほしい。
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■スポーツナビ PRIDE 武士道 -其の十一- ■
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■石田光洋のタックル日記■
■Mr.Showbiz - [格闘技界の闇] 暴力団がやってきた■